どんなに安全に配慮して就業していても、事故は起こることがあります。
シルバー人材センターから提供された仕事に就業する場合、雇用ではありませんので、労働者災害補償保険(労災)が適用されません。そこで設けているのが、シルバー保険です。
会員には、この保険が適用されます。
シルバー保険は、以下の2種類があります。
保険が適用される事故(例)
シルバー保険が適用される事故は、主として次のようなものですが、 詳細については、センターにお問い合わせください。
●会員が仕事をするため、往復時(通常の経路)に発生した事故によるケガ
●仕事中に発生した事故によるケガ(自宅での就業を除く)
●センター主催の会議や講習会に出席中またはその往復時(通常の経路)に発生した事故によるケガ
●センターの総会、委員会等に出席中またはその往復時(通常の経路)に発生した事故によるケガ
このような場合で、突然・偶然・予想できない事故によって、ケガを被った場合に保険金は支払われます。
保険が適用されない事故(例)
●センターの仕事中や仕事の往復とみなされない場合
●会員の故意による事故である場合
●病気(脳疾患、疾病など)による場合
●会員本人以外が客観的に症状を把握できない場合(腰痛、むち打ち症等)
●熱中症
●その他の不可抗力(地震・噴火・津波等の天災、戦争等の暴動によるもの)
センターの会員が就業中に他人の身体・財物に与えた損害について、センターが法律上の賠償責任を負担することによって被る損害を補てんする保険です。
ただし、会員の故意又は重大な過失、保険約款に免責の規定のある事故については、この保険の適用はありません。
損害額の負担はセンターと事故を起こした会員自身に直接かかってくることになります。
会員の皆さんは、この点を十分理解したうえで就業してください。